米アベカス社は、InterBEE2011に出展するパートナー社の株式会社朋栄(FOR-A)のブース(ブース番号6406)にて、ユニバーサルフォーマット対応プロダクションサーバ「Mira(ミラ)」の8チャンネル仕様モデルを展示する。今回朋栄(FOR-A)ブースでは、同社製スイッチャーと連動するコンテンツサーバとして、効率良いライブプロダクションワークフローのシステムが紹介される。

Miraは、イベント中継やスポーツ大施設のプロダクションサイトのワークフローに適したメディアサーバ。3RUのコンパクトな筺体で最大8チャンネルのソース入出力に対応する(HD-SDI)。3G対応、JPEG2000もしくはDVCPRO HDフォーマット100Mbpsで最大約80時間もの記録ができる。システムディスクをSSDにしたことで、高信頼性および耐障害性を実現している。

中継車に搭載され、Comcast SportsNet(CSS)、ESPN、Fox、ゴルフチャンネルなどのスポーツ中継放送で採用されているほか、ABC、Turner Studioといったプロクダクションなどで、中継での撮って出しやプラズマディスプレイへのグラフィックコンテンツを再生する用途のほか、3D中継の送出サーバとして採用されている。