株式会社計測技術研究所は、HDMIインターフェース搭載のSSD非圧縮レコーダー「UDR-40S-HM」を発表した。2011年12月より受注を開始し、2012年2月の出荷開始を見込んでいる。なお、販売価格は別途問合せとしている。

UDR-40S-HMは、従来機種「UDR-Sシリーズ」とは異なるコンセプトで開発されたもので、UDRシリーズ史上最大のビデオ帯域を実現したマルチフォーマット対応レコーダー。Dual-Link HDMI 4ch入出力の「UDR-40S-HM-4」とDual-Link HDMI 8ch入出力の「UDR-40S-HM-8」の2モデルがラインナップされている。8ch入出力対応モデルの場合、最大で4096×2160解像度(RGB 12bit 120P (60Px3D))に対応する。記録メディアのSSDはRAID5相当のパリティ自動生成によりデータの信頼性を確保。10GbE I/F 接続により、PCとの画像データを高速転送可能できるとしている。

同社では、UDR-40S-HMは超高精細動画像(4K、8K)収録用カメラによる記録・再生システムや高フレームレートの3D関連システム用途に向けて、ハイスピードな HDMI 1.4a I/F 搭載タイプの超高精細ビデオ記録・再生システムとして新開発したとしているほか、超高精細ビデオ機器用各種デバイスの研究、高臨場感映像再生システム(8K4K映像システム、4K3D映像システム)の開発や、サイエンス分野ならびにアート分野においての最先端映像技術の発展にも貢献できるものとしている。