株式会社JVCケンウッドは、来る2011年11月16日から千葉・幕張メッセで開催されるInterBEE2011に出展する(ブース番号5208)。
ケンウッドブランドからは、新開発の放送事業用4FSK連絡無線標準規格に準拠したVHFデジタル無線機(3機種・上写真)のプロトタイプ展示や、放送事業用連絡無線機IP遠隔制御システムによるネットワーク経由の通信システムを出展。
JVCブランドからは、新発売の業務用HDメモリーカードカメラレコーダー「GY-HM150」(左写真)の他、業務用3Dメモリーカメラレコーダー「GY-HMZ1」、業務用フルHD 3D液晶モニター「DT-3D24G1」等が展示され、3Dデモを体験できるという。この他、次世代の4K2Kカメラレコーダーや、エリアワンセグシステムも参考出品の予定だ。詳細は以下より。
以下、同社リリースより引用
■JVC ケンウッドブースの展示内容(映像・放送関連機材部門 / ホール5 / ブース番号:5208)
1.放送事業用4FSK 連絡無線機プロトタイプ展示・音質比較体験コーナー
放送事業用 4FSK 連絡無線方式(ARIB STD-B54 1.0 版)に準拠したデジタル無線機の音質をご試聴になれます。
2.放送事業用連絡無線機IP 遠隔制御システム(マルチキャストタイプ)
VoIP(Voice over Internet Protocol)技術によって、複数の指令局(最大12 台)と放送事業用無線基地局無線機(最大40 台)をIPネットワーク(LAN, WAN)経由で遠隔制御する次世代型のコンソールシステムです。
3.放送事業用連絡無線機IP 遠隔制御システム(ユニキャストタイプ)
既存のアナログ有線回線を利用した無線機アナログ遠隔制御システムを、容易にIP ネットワーク対応に変更することが出来るソリューションです。
4. 放送事業用連絡無線機アナログ遠隔制御システム
アナログ有線回線を利用した無線機アナログ遠隔制御システムです。制御器を内蔵したコンパクトなデスクトップ型のコンソール卓とトーンリモートコントロール装置により、放送事業用連絡無線を遠隔制御します。
5.放送事業用連絡無線機GPS 位置管理システム
携帯型無線機を携帯している人の位置情報、また車載型無線機を搭載した車両の位置情報データを基地局無線機に送信し、専用アプリケーションソフトによってそれら位置情報を管理するシステムです。
6.業務用映像制作システム
SDHC/SDXC メモリーカードのダブルスロットによる2 枚同時記録とHD/SD 画質収録に対応するとともに、約1.32kg の軽量・コン パクトサイズを実現した業務用HD メモリーカードカメラレコーダー「GY-HM150」および、24p 対応1920 フルハイビジョン※2 で、明るく高精細な3D 撮影が可能な二眼式ハンディタイプの業務用3D メモリーカメラレコーダー「GY-HMZ1」を展示します。また、映像制作分野での業務用3D 液晶モニター、ハイビジョンモニターも展示します。
7.4K2K カメラレコーダー(参考出品)
独自開発の次世代画像処理エンジン「FALCONBRID(ファルコンブリッド)」を採用し、ハイビジョンの4 倍となる高精細な4K2K 解像 度をプログレッシブ映像で実現するハンディタイプの4K2K カメラレコーダーを参考出品します。
8.エリアワンセグシステム(参考出品)
広く普及しているワンセグ対応携帯端末等を用い、特定エリアの情報を、映像や音声、データ放送などで受信。防災、企業/アミュ ーズメント、文教市場等における、地域を限定したリアルタイムな情報配信を実現するシステムを参考出品します。