米Facebookは12月15日(現地時間)に、新プロフィールページ「Timeline」を全世界で利用できるようにしたことを公式ブログで発表した。8億ものユーザーページは来週中には順次アップデートされるという。Timelineは9月に発表されていたが、当初は開発者向けに提供しながら、ニュージーランドという地域限定で試験的に一般ユーザーへリリースをしていた。

Timelineでは、興味のあるもの、写真、動画といったコンテンツを含めユーザーのオンライン活動を時系列で示す、「ライフストーリー」を収めたページとなる。友達が今、どこにいて何をやっているのかなどリアルタイムで共有しあえるスペースを強化した。

事前にTimelineの紹介ページで待ちリストに登録していたユーザーも利用できるようになるが、今すぐアップデートしたいユーザーは、タイムラインページから「Get Timeline(タイムラインの利用を開始)」をクリックすればすぐに利用可能になる。

Timelineにアップデートすると、オフラインとして7日間、過去の投稿内容を編集する期間がある。7日間を過ぎると自動的に公開されるが、公開準備が整ったらオフライン中いつでも手動で公開することができる。投稿やセキュリティの設定は今までと同じ。自分のTimelineがどのように公開されるかのプレビューも歯車のアイコンメニューから「View As」をクリックして確認できる。

新アプリはYahoo! Newsやラプソディなど、主にニュースサイトや音楽シェアに関するものが多く、現在は14個のアプリが使えるようになっているが、中にはMOGといった米国外では使えないものもある。

Activity Log

また、すべての投稿を一元管理するツール「Activity Log」が登場。これまで行った投稿を一覧表示し、各投稿についてプライバシー設定の確認および編集や表示/非表示の切り替えが行える。

TimelineはFacebookモバイルサイト(m.facebook.com)とAndroid向けFacebookアプリケーションにも反映されるという。


(山下香欧)