ブラックマジックデザイン株式会社は、Thunderboltテクノロジーに対応したビデオキャプチャデバイス「Intensity Shuttle Thunderbolt」を発表した。希望小売価格は税込み19,000円。発売時期は2012年第1四半期を予定している。なお、本製品は米ラスベガスで開催されているCES 2012の同社ブースにて出展されている。
Intensity Shuttle Thunderboltは、HDMI、アナログコンポーネント、コンポジット、Sビデオの入出力が行えるキャプチャデバイスで、昨年発売されたUSB3.0モデルのThunderboltモデルだ。Thunderboltテクノロジーにより、1本のThunderboltケーブルでPCとIntensity Shuttleを接続し、最大10Gbpsのデータ転送が行える。USB3.0対応モデルと同様に、Thunderboltケーブル経由で給電が可能なため外部電源不要でポータブル用途にも適しているという。なお、USB3.0対応モデルも引き続き販売される(同社公式サイトでは、製品名がIntensity Shuttle USB 3.0に変更されている)。
今回の発表に伴い、Blackmagic DesignのCEO、グラント・ペティ氏は次のようなコメントを寄せている。
Intensity ShuttleにThunderboltテクノロジーが追加されたことにより、ビデオグラファー達が求める品質とスピードを同時に実現できます。異なるテクノロジーを組み合わせることで、新たな映像作業の機会をユーザーの皆様に提供できることは、非常に喜ばしいことです。放送局品質の映像に立ちはだかっていた壁は取り払われました。誰もが優れた映像作品を作ることが可能となったのです!