北海道放送株式会社(HBC)は1月20日にスマートフォンアプリ「HBC北海道ナビ」の新バージョンをリリースし、北海道の観光情報を動画で提供している。
本サービスは、2010年に開始し、2011年2月にはiPhoneアプリをリリースした。今回の新バージョンでは、iOS(Version2)に加えてAndroidOSにも対応(Version1)できるようになったほか、ユーザーインタフェースの改善、そしてFacebookやTwitterとの連携機能も追加されている。
HBC北海道ナビは、HBCが制作した道内の観光地、グルメ情報、おすすめスポットなどの動画を、位置情報と連動してスマートフォンアプリやパソコン向けホームページ、携帯サイトなどで提供している。
アプリでは、端末のGPS機能やデジタルコンパスを活用して、アプリ内のマップ上に、各スポットの位置を表示し、自分の位置情報をもとに周辺のスポット情報を表示できるほか、目的地までの距離・方角を表示することが可能。ナビゲーション画面を表示しながら目的地を目指すと、到着時には、オリジナル記念フレーム付きの写真の撮影できるようになっている(「ココカメラ」機能)。
動画には、中国・台湾・韓国をはじめとするアジアからの観光客の増加を受けて、来日外国人がとまどいやすいマナーや文化の違いを解説した動画コンテンツを、日本語・英語・中国語(簡体字)・韓国語の4か国語で提供している。おすすめ観光スポット情報も、4か国語に翻訳したコンテンツを配信する。
HBC北海道ナビのアプリのダウンロード、サービスの利用ともに無料。動画配信システムやアプリの開発は、株式会社博報堂DYメディアパートナーズが担当した。動画配信には、博報堂DYメディアパートナーズが開発した位置連動対応映像配信サービス「Rocket Box」が採用されているという。
(山下香欧)