株式会社メディアキャストは、同社が昨年2月に発表したデジタルデータ放送用BMLオーサリングツール「Foliage (フォーリッジ)」の最新版「Foliage Version3シリーズ」の出荷本数が、アップグレードを含めて発売後約1年間で200本を超えたと発表した。
Foliage Version3シリーズは、直観的なマウス操作により、Webサイトを構築する感覚でデータ放送コンテンツの制作が行えるBMLオーサリングツール。固定受信機用「Foliage typeA Version3」と、ワンセグデータ放送用「Foliage typeC Version3」の2種類があり、本バージョンでは、制作・編集に便利な各種新機能が追加搭載され、操作性を大幅に改善させたとしている。販売価格はいずれも新規購入で1ライセンスあたり税込み627,900円、旧バージョンからのアップグレードは税込み260,400円。
同社では、Foliage Version3シリーズがNHKや地上波民放各局、BSデジタル各局、ケーブル事業者、コンテンツ制作会社などから受け入れられ、短期間での大量出荷につながったとしている。