米AJA Video Systems社は25日(現地時間)、Thunderbolt対応ビデオ入出力デバイス「Io XT」を発売した。日本国内における希望小売価格は税込み186,900円。
Io XTは、非圧縮、Apple ProRes、DVCPROHD、CineForm、Avid DNxHDなどに対応したビデオ入出力デバイス。カラーサンプリング4:2:2または4:4:4のHD/SD映像のキャプチャとプレイバックをサポートし、10bitリアルタイムアップ/ダウン/クロスコンバージョンによって異なる形式のビデオを統一することができる。
Thunderboltポートを2つ搭載しており、1本のケーブルでThunderbolt対応のMacと接続できるほか、高帯域ストレージや高解像度ディスプレイなどのThunderbolt対応周辺機器とのデイジーチェーン接続も可能だ。なお、同社の発表によると現時点でThunderboltポートを2つ搭載している入出力デバイスはIo XTのみとしている。主な機能は以下のとおり。
- 2つのThunderboltポート
- 2つの3G/HD/SD-SDI入出力
- Single link SDI 4:2:2サポート、Single / Dual-link SDI 4:4:4 サポート
- HDMI入出力(3D対応)
- アナログコンポーネント/コンポジット HD/SD出力、10ビット
- ビデオ アップ/ダウン/クロスコンバージョン(ハードウェアベース、10bit )
- 8チャンネルエンベデッドSDIオーディオ入出力
- 8チャンネルバランスド アナログオーディオ出力(DB-25タイプのケーブルを別途使用)
- Apple ProRes、DVCProHD、CineForm、Avid DNxHDなどのキャプチャ、モニタリングおよびマスタリングをサポートする非圧縮ビデオ入出力
- LED VUメーター(フロントパネル)
- ヘッドフォン出力 / レベルコントロール
- リファレンス入力 / LTC入力 (いずれかを選択)
- LTC出力
- RS-422 搭載
- 4pin XLR電源(ACアダプタ付属)
- メーカー保証3年間