「第8回北信越高等学校選抜放送富山大会」が2月11日(土)・12日(日)に開催される。この大会は、8月11日(土)・12日(日)に開催予定の「第36回全国高総文祭とやま2012」放送部門発表会のプレ大会として行われるもの。

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この大会では、北信越地区における校内放送活動の健全な育成と放送教育の推進も図られており、高校生ながらに様々なプロ機材を使用し、意欲的な取り組みを行っている。

なお、昨年の地デジ完全移行に伴い今年の富山大会よりHD収録となったため、今までの機器が使用できなくなったという。今回使用する機材の例としては、スイッチャーはBlackMagicDesignの1 M/E Production Switcherを、カメラではソニーのHDR-FX1やHVR-Z5J、HDR-AX2000を採用。

ハンディカメラを使用して機動力を高めるため、WHDI(Wireless Home Digital Interface)を採用したHDMI無線送受信機「ATEX HD WarpVision」を活用しているという。一方、スクリーンやモニターを固定する台は高校生達が自作するなど、ハンドメイドな一面も見せている。

全国高総文祭は文化部のインターハイとして毎年行われている。昨年は福島で行われたが、震災の影響で福島大会の放送部門は中止となってしまった。富山大会に参加する高校生達は「福島大会でできなかった分まで思いっきりやりたい」と意気込みを語っているという。