キヤノンマーケティングジャパン株式会社は、EFレンズ新製品として3機種を発表した。

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EF24-70mm F2.8L Ⅱ USMは高画質と高耐久性とを兼ね備えた、高性能大口径標準ズームレンズ。2002年9月に発売された「EF24-70mm F2.8L USM」の後継モデルとして位置づけられている。非球面レンズ3枚とスーパーUDレンズ1枚、UDレンズ2枚を採用、光学系の見直しを行い画質を高めたほか、メカ構造の改良と小型化も進めた。また9枚羽根の円形絞りを採用したことにより、円形に近い美しいボケ形状にすることができるとしている。希望小売価格は税込み241,500円。2012年4月に発売予定。

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EF24mm F2.8 IS USMは広角単焦点レンズとして手ブレ補正機構を搭載。AFの高精度・高速化、約4段分の手ブレ補正機能やフルタイムマニュアルフォーカスなどの機能を、コンパクトなボディーに収めている。最短撮影距離を20センチを短縮し、クローズアップ性能を向上(最大撮影倍率0.23倍)。背景のボケ味を活かし、スナップ、風景、建築物、室内など幅広くの撮影シーンで使用できるとしている。希望小売価格は税込み84,000円。2012年6月発売予定。

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EF28mm F2.8 IS USMはEF24mm F2.8 IS USMと同じ性能を持ちつつ、最短撮影距離を0.23mに短縮し、より被写体に近づいた接写が可能なモデル(最大撮影倍率0.2倍)。希望小売価格は税込み79,800円で2012年6月発売予定。