米アップルが新製品の発表会を3月7日にサンフランシスコで開催する。この報道が米国メディアを賑わせている。昨年同様、今は亡き元最高経営責任者Steve Jobs氏のお気に入りの場所「Yerba Buena Center」で開催される。初代のiPad、iPad2もこの会場で発表された。昨年の発表会では、療養中であったJobs氏がトレードマークにもなっている黒のタートルネックとジーンズ姿で登壇し、自らiPad2を発表した。今回の発表会で紹介されるのは、iPad3に違いない。
iPad3の仕様については以前から報道されているが、A6のクアッドプロセッサを搭載し、2048×1536のRetinaディスプレイに、4G LTEネットワークに対応することが予測されている。価格はiPad2よりも70〜80ドルほど上がる見込み。ワシントンポストによると、既存のiPadの新モデルのほか、「mini iPad」という20.3センチのディスプレイサイズを持ったミニサイズ版も登場する可能性があるという。
また、9to5macといった内部事情に詳しいメディアによると、次世代モデルの「Apple TV」も発表される見込み。こちらは高速なプロセッサを搭載することで1080pのビデオ再生に対応、またBluetooth 4.0にも対応するようになる。同メディアでは、既にiPad3の日本出荷日についても3月5日とリークしている。
(山下香欧)