オートデスク株式会社は、鬼澤盛夫氏の代表取締役社長の退任と、2012年2月27日付けでルイス・グレスパン氏(Louis Grespan)が代表取締役社長に就任したことを発表した。

グレスパン氏は、CADやエンタープライズソリューション企業を含め、様々なテクノロジー企業の販売部門で主導的な役割を担ってきた人物。オートデスク入社以前は、BMCソフトウェア社の日本支社長を務め、同社の事業成長を主導したほか、富士通、NECとのパートナーシップ強化に従事した。BMCソフトウェア社以前は、パラメトリック・テクノロジー社(PTC)の米国本社および日本支社に約10年にわたり勤務し、その間に日本の販売担当副社長などを務めている。

オートデスクアジアパシフィックで上級副社長を務めるパトリック・ウィリアムズ氏(Patrick Williams)は次のように述べている。

「オートデスクを代表し、グレスパンの就任を歓迎します。オートデスクは30年に渡り、顧客のアイデアを実現する最先端のデザイン テクノロジーを提供してきました。日本はオートデスクにとって注力市場の一つであり、グレスパンとともに、継続的な成長と成功を期待しています」