ブラックマジックデザイン株式会社の発表によると、中国の福建省に位置する国立厦門大学のジャーナリズム/コミュニケーション学部が、同大学のコミュニケーションラボセンターに多数のBlackmagic Design製品を導入したという。厦門大学は、中国国内で初めてコミュニケーション学の学位を取得できるようになった大学のひとつ。同大学が設立したコミュニケーションラボセンターでは、最新HDテクノロジーが取り入れられており放送局やポストプロダクションで必要な知識を学べる環境が整備されているという。
今回導入されたBlackmagic DesignのATEM 2 M/E Production SwitcherおよびATEM 2 M/E Broadcast Panelは、同大学のスタジオ内のカメラ、デッキ、マイクロ波およびワイヤレス3Gからの全てのSD/HD映像のスイッチングを担っている。フィールドプロダクションではATEM Television Studioを使用する予定だ。
厦門大学では、高品質のフッテージを録画、再生するためのメインのデッキという位置づけでBlackmagic Design HyperDeck Studio SSD レコーダーも導入。番組のカラーコレクションのためにコントロールサーフェスつきDaVinciResolveも二式導入されたほか、H.264 Pro Recorder、Pocket UltraScope、DeckLink HD Extreme 3D、UltraStudio 3D、Mini ConverterなどのBlackmagic Design者製品が多数導入されているという。
今回の発表に伴い、厦門大学コミュニケーションラボセンター長のHong Qiang氏は次のコメントを寄せている。
「ATEM Production Switchersは、操作も簡単で実用的です。複数のSDI と HDMI 入出力は、私どもの最新のデジタルHD/SD スタジオシステムに最適です。また、私どもが所有しているアナログ機器をATEMに簡単に繋ぐこともできます」
「Blackmagic Designのおかげで、生徒たちは完全なデジタルHDワークフローを学ぶことができ、卒業前に就職へ準備も万全に整えられます。Blackmagic Designからさらに素晴らしい製品が発表されて、業界が活性化するのを期待しています」