4月17日の9時30分よりS222にて、一般公開の講演「The Future of Broadcast Television (FoBTV)」が開催される。FoBTV は、次世代の地上波テレビ放送のグローバル戦略について、世界的な市場リーダーを招いたパネルディスカッションとなる。

英国市場調査会社スクリーン・ダイジェストの専門アナリストのベン・キーン氏をモデレーターに、米国、ヨーロッパ、中国、日本からDTVワールドの技術的リーダーの放送局を招き、ブロードバンド・エコシステムの見据えての重要な役割についての見解や、2011年11月11日に上海にて各国の放送事業者たちが集まり、地上波テレビ放送のグローバルなアプローチを展開するための共同開発に同意する宣言を行ったことの概要が説明される。

NHK放送技術研究所 所長の久保田 啓一氏、デジタルテレビの基準を定めるAdvanced Television Systems Committee, Inc. (ATSC)の社長であるマーク・リチャー氏、 European Broadcasting Union (EBU) の技術開発ディレクター、リーベン・ヴェルマーレ氏、DTV国立工学研究センター(上海)の主任研究員ウェジュン・チャン氏がパネリストとして登壇する。

(山下香欧)