アビッドテクノロジー株式会社は、同社のSRコンソールVENUEのソフトウェア最新版となるVENUE 3をリリースした。メーカー希望小売価格は税込み13,000円。VENUE D-Showシステム、Profileシステム、Mix Rackシステム、SC48、FOH Rack、Mix Rack、VENUEソフトウェアアップグレードキットのいずれかを2012年1月1日以降に購入し、製品内に旧バージョンのソフトウェアが同梱されている場合などは無償アップグレードの対象となる。
VENUE 3の主な新機能および改善点は以下とおり。
全VENUEユーザー向け新機能
- (18から)最大32 Pro ToolsチャンネルまでをFireWire経由で録音・再生(SC48とFWxオプション・カード使用の場合)
- インプットプロセッシングチャンネルが追加され、SC48(48から64に拡張)とVENUE Mix Rack(64から80へ拡張)システムで、より大規模なミックスを作成可能
- AUXバス名がインプッ・ページに表示されるため、複数のAUXバスの管理が簡単に
- EQ設定のコピー&ペースト時にすべてのEQプリセットに含まれるHPF設定を取得
- チャンネルストリップをドラッグ&ドロップしてコンソールレイアウトをすばやく構築
- セレクトボタンの2度押しでインプットページにすばやくアクセス
- イベントリストのコンソールユーザーボタンをプログラムし、タップテンポやスナップショットの呼び出しなどの一般的なタスクを実行
- マルチセレクトボタンを押してマルチセレクト・モードをすばやくキャンセル
VENUE SC48ユーザー向け新機能
- 使用可能なバスが16から24に。より大型のモニターミックスの扱いが可能
- プラグインスロットが20から40に。より多くのプラグインを使用してより優れたミックスを作成
- 新しいStage 48リモートI/Oボックスと付属のEthernet Snake Cardに対応