カンファレンス「Disruptive Media Conference」の基調講演には、世界的にゲーマー達のエンターテイメントネットワークとして知られるMachinima(マシニマ)社の創立者兼最高経営責任者のアレン・デベヴォイス氏が登壇、マルチプラットフォームでの次世代のビデオエンターテイメントとは何かを語る(4月18日10:00よりN249にて)。コミュニティとデジタル時代のコンテンツ流通に関する彼の洞察力が注目される。

Machinima

デベヴォイス氏は、シニマにて、包括的なゲームに焦点を当てた編集とコミュニティのプログラミングだけでなく、若い男性層を対象にゲーマーのための次世代ビデオ•エンターテインメント•ネットワークを確立した。マシニマのグローバルネットワークを介して、1億6600万人以上のユニークユーザーが投稿ビデオを視聴しており(2012年2月時点)YouTubeのチャンネルにて「All-time Entertainment Channel」としてトップの座となった。視聴数トップには、アワード受賞作品も含むKevin Tancharoen氏による”Mortal Kombat: Legacy” 、Felicia Day氏による “Dragon Age: Redemption” や David van Eyssen氏による “RCVR” がある。

マシニマとは、マシンとシネマ、あるいはマシンとアニメーションを組み合わせた造語。主にファーストパーソン・シューティングゲーム(FPS)のグラフィックエンジンを使って作成されたムービーである。

(山下香欧)