米Googleは5月7日(現地時間)、Google+のビデオチャット機能「Hangouts」を使ってビデオのライブ放送が行える「Hangouts On Air」を一般向けにリリースした。
http://googleblog.blogspot.jp/2012/05/google-hangouts-on-air-broadcast-your.html
Googleは昨年9月にHangouts On Airを公式ブログにて紹介しており、今までは米国の大手キー局を始めベータサイトを対象に本格リリースまでテストを実施していた。当時は9人迄が自分のライブ放送に参加することができ、ほかのメンバーはそのライブ中継を視聴することができた。
一般にリリースされたHangouts On Airでは、Google+のプロフィール上のほか、「YouTube」アカウントや自身のWebサイトから世界に向けてビデオをライブ放送できる。ライブ放送中には視聴者の人数を確認できる。またビデオは自動的にYouTubeアカウントに保存された後、Google+のプロフィール上にポストされるため、後でGoogle+やYouTubeチャンネルで再共有できる。
Hangouts On Airを利用できるのは現在、米国、カナダ、日本、韓国、香港などを含む40ヶ国で年齢制限18歳以上となっている。ベータサイトとなっていた大手キー局発の「CBS This Morning」、「CNBC」など、既にライブ放送の番組スケジュールがGoogle公式ブログにも掲載されている。
(山下香欧)