LG Electronics Japan株式会社からこの夏、新しいスマートTVモデルが14種も登場する。同社は多彩なコンテンツやアプリなどを利用できるLED液晶テレビ「LG Smart TV 5シリーズ14モデル」を、2012年6月初旬に発売することを発表した。発売は6月初旬より。価格はオープンとなっている。
LG Smart TVは、テレビ放送を見るだけでなくビデオ・オンデマンド(VOD)やゲーム、SNSなど数多くのネットワークコンテンツを楽しめる。VODサービスのHuluやT’s TV、TSUTAYA TV、U-NEXT、アクトビラのほか、Yahoo! JAPANに対応でき、また約300タイトルの3D映像や、大画面で読書できる「MOVI-BOOK」、K-POP専用ページなど、LG独自のコンテンツサービスも提供される。
検索機能も向上し、独自の検索システムを実装。コンテンツやアプリを探すメインメニューには、カスタマイズできる「ホームダッシュボード」を採用。キーワードを入力すれば、YouTubeなどの映像のほかに、WebサイトやVODサービス、録画コンテンツなどを横断的に一括検索し、結果を一覧表示する。約250ある専用アプリは「LG Smart World」から入手可能。さらに今後、新しいアプリも追加する。
技術面としては、フレームの存在感を徹底的に排除する独自「CINEMA SCREEN」を採用し、55V型(LM9600)のフレーム幅をわずか4.9mmにしてテレビの主役である映像への没入感を高めるという。LG 独自のTRIPLE XD ENGINE(トリプルXD エンジン)により、カラー、コントラスト、精細度の3つの要素を最高レベルで制御する。また同シリーズには、ボタンを最小限に抑えて直感的な操作で目的のコンテンツを楽しめる「マジックリモコン」を搭載した。
(山下香欧)