ヤマハ株式会社は、ラスベガスで開催されている「インフォコム2012」と、大阪・グランキューブ大阪で開催される「サウンドフェスタ2012」において、店舗、宴会場、レストランなどの商業空間にフォーカスした設備用音響機器のラインアップを参考出品するとアナウンスした。

開発中のラインアップは、プロセッサー、パワーアンプ、スピーカーの3カテゴリーからなり、これらの機器を組み合わせて使用することで、音の入口から出口まで、商業空間における設備音響で必要とされるすべての機能を実現することができるとしている。

  • マトリクスプロセッサー「MTXシリーズ」
    スピーチやアナウンス用のマイクのほか、CDなどの音楽ソースを複数入力しミックスすることができるシグナルプロセッサー。
  • パワーアンプ「XMVシリーズ」
    ハイインピーダンス、ローインピーダンス両対応の4chパワーアンプ。
  • シーリングスピーカー「VXCシリーズ」
  • サーフェスマウントスピーカー「VXSシリーズ」
    インテリア性の高いキャビネットデザインにより、さまざまな商業空間にマッチするスピーカー。
  • その他
    「MTXシリーズ」を中心とした本製品ラインアップを統合し、設備音響システムをデザインするアプリケーションソフトウェア「MTX Editor」を用意するほか「CLシリーズ」でも採用しているネットワークオーディオプロトコル「Dante」に対応したモデルもラインアップ。