ボーズ株式会社は、小規模空間やポータブルPAシステムに適したプロセッサー、ControlSpace SP-24 sound processorを9月3日より販売するとアナウンスした。メーカー希望小売価格は税込み79,800円。

フロントパネルからはEQプリセット/カスタムシーンの呼び出しやゲイン/ディレイの選択が可能。各入力チャンネルの信号入力・クリップを表示するインジケーター、誤操作を防止するロック機能も備えている。

専用のPCソフトウェアControlSpace SP-24 Editor softwareではシステムの状況をリアルタイムに管理・モニタリング可能。各入出力チャンネルに対して、ゲイン/9バンドEQ/ルーティング/バンドパス/スピーカーEQ/ゾーンEQ/ディレイ/リミッターの詳細な設定が可能で、ボーズ業務用スピーカーのEQプリセットを活用した設定やその他のスピーカーに合わせたEQのカスタマイズを簡単に行うことができる。また、カスタマイズした設定はカスタムシーンとしてPC上や本体に4つまで保存することが可能。

入出力端子には汎用性のあるXLR(バランス)を採用し、ミキンシングコンソールやアンプ、パワードスピーカーと接続する親和性を重視している。