株式会社エーディテクノは、1600×768の高解像度液晶パネルを搭載した8型HDMI入出力端子搭載フィールドモニター「CL85HO」を2012年10月5日に発売する。価格はオープン価格で、市場想定価格は60,000円前後の見込み。
CL85HOは、厚さ17mm、重量約290gの薄型軽量ボディーに、解像度1600×768の高精細ウルトラワイド液晶パネルを採用。より細かなピント合わせを実現できるフィールドモニター。ウルトラワイド液晶を採用する事で、画面左（解像度：1280×768）にコンテンツ表示、画面右側（解像度：320×768）に映像入力情報や設定情報、「フォールスカラー機能」表示時の色分布ガイドバーなどが表示できる。視野角35°/35°（右/左）・10°/30°（上/下）、コントラスト比400:1、輝度340cd/m2。外形寸法は127x208x17mm。
また、CL85HOではEOS 5D Mark IIでの動画撮影時、カメラからのHDMI出力方式によって外部モニター接続時に表示されてしまう余分なエリアや黒縁部分を自動認識して非表示にする「オートDSLRスケーリング機能」を搭載。CL85HO本体側でEOS 5D Mark IIからのHDMI信号を自動認識し実際の撮影エリアのみフルスクリーンで自動表示が可能だ。EOS 5D Mark IIから出力された信号を認識した際に適応するDSLRスケーリングモードを事前に「フルスクリーン」「16:9」「3:2」から選択が可能だ。なおEOS 5D Mark IIIでは通常の「DSLRスケーリング機能」でフルスクリーン表示が可能となっている。
HDMI入力端子と入力信号をパススルー出力するHDMI出力端子の他、3.5φミニピンジャックでのビデオ信号入力にも対応。本体背面には4つの静電センサー型ファンクションキーを搭載。「DSLRスケーリング」「ピーキング」「フォールスカラー」など利用頻度の高い機能を任意で設定できる。静電センサー型ファンクションキーに触れると、設定した機能名が画面上に表示され確認も容易だがなので設定機能を忘れてもボタンに触れるだけで瞬時に確認が可能です。遮光用の専用大型サンシェードは、別途オプションにて販売予定としている。
