有限会社シネマックスは、9月22日~24日の期間中ドイツ・ミュンヘンで開催される映画撮影機器展「CINEC2012」にて、同社が開発した多角度撮影装置スパイラルスライダードリー「KATANA」を出展する。出展場所は、同社が国内販売を取り扱うABC PRODUCTS社ブース(ブース番号:3-B16)内。同社のスタッフもABC PRODUCTS社ブースに参加予定だ。

KATANAは、従来のX軸スライダーを垂直方向にセッティングし、Z軸方向の動きと三脚に対して回転できる機能を加えたスライダードリー。クレーン効果のある映像を場所を取らずに撮影したり、接写撮影や多角度方向からの動きのある撮影などで活用できる機材だ。ベアリングは従来のボールベアリングからV溝ベアリングに変更し、音の少ないメンテナンスフリーのベアリング採用になったとしている。また、リニアレールが軽量化されており、自重は1000mmバージョンが12kg。