有限会社ソニカは、歌舞伎と能の打楽器ライブラリー「KABUKI & NOH PERCUSSION」をリリースした。ダウンロード版の販売価格は税込み13,230円。パッケージ版の発売も予定しているという。音源は同社製品ページにて試聴が可能。なおソフトウェア音源の使用にはBFD2.1以降またはBFD Ecoが必要となっている。
http://www.sonica.jp/instruments/index.php/ja/products/kabuki-noh-percussion
画面イメージ
「KABUKI & NOH PERCUSSION」は、邦楽打楽器演奏家の望月太喜之丞氏の手による56種の歌舞伎と能の打楽器、鳴り物のサウンドを収録したソフトウェア音源。能の囃子(音楽)になくてはならない小鼓、大鼓、締太鼓、そして能管、かけ声(ヤ声、ハ声)や、歌舞伎の舞台を盛り上げる大太鼓、大拍子、桶胴、豆太鼓、団扇太鼓、当り鉦、コンチキ、双盤、駅路、オルゴール、本釣鐘、銅鑼、木魚などの鳴り物(打楽器)、迫力ある演技を盛り上げる足拍子や附け打ちなど貴重な楽器を収録している。主な特徴は下記の通り。
- 初めて実現された小鼓の表現力
- あの有名な「ヒュードロドロ」が再現可能
- 歌舞伎のバタバタバタ「附け打ち」の音や、舞台を踏みならすバンッという「足拍子」も収録
- 能管のフレーズとかけ声を多数収録
- 余計なルームアンビエンスを排除
- 平均60ヴェロシティ・レイヤー
- 上質なマイクロフォンとマイクプリアンプでの録音