Blackmagic Designは10月29日、カラーグレーディングソフトウェア「DaVinci Resolve」の最新版、「DaVinci Resolve 9.0.3」をリリースしたことを発表した。同社によると、今回のアップデートでは、タイムコード機能のないカメラで収録した素材にタイムコードをつける機能、より使いやすくなったCinema DNGコントロールパレット、AAFおよびXMLクリップマネージメント、進化したステレオスコピック3Dグレーディング機能、Final Cut Pro Xバージョン10.0.6でのXMLラウンドトリップのサポートといった機能が搭載されているとしている。DaVinci Resolve 9.0.3は既存のDaVinci ResolveおよびDaVinci Resolve Liteユーザーに無償で提供される。ダウンロードは以下より。
http://www.blackmagicdesign.com/jp/support/
その他、主なアップデート内容は下記の通り。
- 改良された ARRI RAW ディベイヤー機能
- グレースケールDPXファイルの再生およびグレーディングのサポート
- DaVinci Resolve 9.0.3 にオーディオトラックからタイムコードをシンクさせる新機能を追加
- Phantom Cine グレースケールイメージの再生およびグレーディングのサポート
- 改良された Canon C500 RAW サポート
- SDI 出力へのバーンイン
- 改善されたオーディオ波形のGUIアップデートのサポート
- OS X 10.8.2用の JL Cooperパネル接続 アップデート
- Support for single frame sequences without numbers in the frame;
- 出力サイズがトラクモードとリンクOutput sizing is now linked to the track mode;
- 新しいキーボードショートカットの追加
- Adobe CS6 Premiere Pro のXML スピードチェンジのサポート
- ALE のエクスポートでのフィールドの追加