株式会社計測技術研究所は、11月14日から幕張メッセで開催される国際放送機器展「Inter BEE 2012」において、超解像技術を用いて2K→4KやSD→HDの映像アップコンバートをより高精細に実現する超解像ユニットを発表、参考出展する(ブース番号:8213)。

左:HD→4K拡大映像  右:HD→4K拡大+超解像処理済み映像

左:HD→4K拡大映像 右:HD→4K拡大+超解像処理済み映像

A5サイズに収まるコンパクトボディより出力されるアップコンバート映像は、同社独自の信号処理によって超解像度化を行うことで元画像のナイキスト周波数を超える成分を生成し、緻密さと美しさをリアルに再現する4K映像に迫る品質を実現。映像制作・発信やデジタルサイネージなどで、既存の映像ソースを無駄にすることなく4K(QFHD)映像として利用できるとしている。

この超解像ユニットは、2013年2月リリースを予定しており、リリース前には評価機貸出を実施するという。