ヒビノ株式会社は、同社が取り扱うJBL PROFESSIONALの大型コラムスピーカーシステム、CBT 200LA-1の発売をアナウンスした。メーカー希望小売価格は、税込み283,500円。

CBT 200LA-1は高い音圧レベルと遠達性を備え、広いホールや大型施設でも1台でカバーできるコラムスピーカーシステム。上下2つのモジュールが2mの線音源を形成し、遠達性を向上。ネオジム磁石を使用した32個の高出力ドライバーを搭載し、連続123dB SPLの最大音圧レベルを実現した。

水平指向角度は150°、垂直指向角度はモジュールごとに、15°(Narrow)と30°(Broad)に設定可能。上部をNarrowに、下部をBroadに設定するAPG(Asymmetrical Progressive-Gradient)モードを使用すれば、遠方の音圧レベルを引き上げ、スピーカーからの距離による音圧差を抑制できる。また、垂直方向の音圧分布を予測する専用ソフトウェアも用意されている。

独自の定ビーム幅技術CBT(Constant Beamwidth Technology)を採用し、通常のスピーカーでは先鋭化する傾向のある高域の垂直指向特性を広げた。200Hzから16kHzの垂直指向角を数度の変化に抑え、聞く位置によらず一定の音質を再現。ロービングも低減したため壁や天井への反射による残響が減少し、明瞭度と音質が改善。さらに、広い空間を1台でカバーできるため、複数のスピーカーを使用する際に発生する干渉の影響を取り除くことが可能であるとしている。