米ソニー・エレクトロニクスは、今週初めにソニーのコミュニティサイト(ブログ)にて、CineAlta 4Kカメラ「PMW-F55」「PMW-F5」およびRAWレコーダー「AXS-R5」のファームウェアの今後の開発予定を公開した。
http://community.sony.com/t5/F5-F55/Firmware-Timeline/m-p/73273#U73273

2013年内のマイルストーンとして、4回のリリースが含まれており、バージョン1.0は2月、Ver1.2は7月、Ver1.3、Ver1.4はそれぞれ9月、12月と続く。

日本のソニー側では先月に、F5/F55の初期仕様および開発予定を変更したことを発表している。今回、公式ブログに公開されたのは、その発表内容を具体的に図で記載したもの。記録フォーマットと収録フレーム周波数の対応時期についても判りやすい。

ブログに書き込みをしたソニー・エレクトロニクスのマーケティングマネージャーPeter Crithary氏によると、ファームウェアの開発予定を公開することによってユーザーからフィードバックをもらい、それを今後の開発に反映させていきたい、としている。

130221_sony01.jpg

PMW-F5のバージョンアップスケジュール

130221_sony02.jpg

PMW-F55のバージョンアップスケジュール

130221_sony03.jpg

AXS-R5のバージョンアップスケジュール

130221_sony04.jpg

PMW-F55/F5のバージョン別 記録形式対応早見表

対応時期の主なハイライト
  • Ver 1.2: SR ファイル 4:2:2 /4:4:4 (HD 記録)
  • Ver 1.3: ユーザーガンマ, 4K Raw / XAVC 4K 4:2:2 24p
  • Ver 1.4: S-Log EI モード, XAVC 4K/QFHD 4:2:2 1p~60p (4K)

(山下香欧)