来るNAB2013では、教育プログラムの中で、映画・番組コンテンツなどの制作者向けのセッション枠「クリエイティブマスター・シリーズ」が設けられている。

4月8日の4時15分からは、NBC放送の最新ヒットドラマ「Revolution」における壮大な特殊効果(VFX)の制作背景について、パネルディスカッションが開催される(開催場所:S220)。

*セッション「You Say You Want a “Revolution”? How Cinematographers and VFX Collaborate on the Hit NBC Drama」

レボリューションのヒット成功は、撮影現場とCGIスタジオのどのような共同作業から生またのか。本セッションでは、オンセットでの撮影監督達とカメラ収録部隊、そしてオフセットでのCGIアーティスト達の共同ワークフローについて語られる。

ライティング、複雑な合成ショットのデザインから、キャプチャシステムの選択、リアルタイムでのモニタリングから特殊効果監督とのやり取りなど、レボリューションにおけるオンセットとポストの現場の声を聴くことができる。

モデレーターは、今回のセッションをプロデュースした国際撮影監督ギルド(International Cinematographers Guild)から雑誌ICGの編集者David Geffner氏。 制作現場より、統括監督のPaul Grellong氏、撮影ディレクターのDavid Moxness氏(カナダ撮影監督連盟所属)、特殊効果監督のJay Worth氏(J.J.エイブラムス氏のプロダクションBad Robot所属)や準監督のGeoff Garrett氏がパネリストとして並ぶ。

レボリューションは、昨年9月からNBC系列で放送開始されたスリラー&アドベンチャードラマ。日本でも本年1月からNOTTVにて放送されている。米国で初回の視聴者数が約1170万人を記録し、新作ドラマの初回視聴者数として過去3年で最大の規模となった。

(山下香欧)