Cache-A社は、LTFS拡張機能を搭載しLTO-6に対応したアーカイブアプライアンスを、4月8日から米ラスベガスで開催される2013 NAB Showにて展示する(ブース番号:SL11109)。

新世代のLTO-6アプライアンスの各モデルは同社の各種機能を標準装備。LTO-6の導入によって各モデルの内蔵ストレージ容量がアップすると共に、アドバンスLTFS (Linear Tape File System) 拡張機能が盛り込まれたことで、大容量のプロジェクトデータをシームレスに複数のカートリッジに跨いで記録することができる。新バージョンv3.2ソフトウェアでは、MD5チェックサムデータを確認できるようになったという。展示予定のLTO-6対応製品は下記の通り。

(以下、同社リリースより引用)

  • Prime-Cache6 – 高い静音性、堅牢な筐体、4TB の 2.5 インチ HDD RAID を搭載したコンパクトサイズの入門機。デスクトップまたは収録サイトでの使用に最適です。
  • Pro-Cache6 – 6TBへ拡張された内蔵 HDD RAID (RAID 0 または RAID 1 が選択可能)を用いたキャッシュメモリーを搭載した Cache-A のフラッグシップ機。100TB 単位のアーカイブデータを管理するのに最適です。複数のダイレクトアタッチ I/O オプションを持ち、Cache-A ライブラリや拡張シャーシ、ロボット制御システムとスムースに機能します。
  • Power-Cache6 アーカイブサーバー – 12TBまで拡張された内蔵 HDD RAID (RAID 0 または RAID 5 が選択可能) を用いたキャッシュメモリー、10Gb Ethernet テクノロジーを導入し、大容量アーカイブを管理するためのハイパフォーマンスモデル。他のモデルよりも更に高速なアーカイブと復元が可能で、LTO テープのコピー作成やフレキシブルなコンテンツハンドリングに長けています。Cache-A ライブラリや拡張シャーシ、ロボット制御システムとスムースに機能します。
  • Library24 / Llibrary48 拡張オプション – LTO テープ 24本または 48本構成が選べるライブラリーオプション。Pro-Cache または Power-Cache と連携して複数のテープに跨がった大容量アーカイブまたはプロジェクト復元の際、テープカートリッジの入れ替えを自動化します。Library48 は 120TB まで、Library24 は 60TB までのニア・ライン アーカイブ容量が得られます。