BVM-E250A

ソニーは、業務用HD有機ELモニター「TRIMASTER EL」シリーズの新製品として、視野角が向上した17型および25型の計6モデルを2013年5月に発売する。従来のモデルと比較して視野角による色の変化が半分以下に改善したパネルを新たに開発し、業務用フラットディスプレイにおける業界最高クラスの視野角を実現したという。視野角は上下左右それぞれ89度。視野角の向上により、編集室等で複数名が並んで1台のモニターを見て制作、確認を行う際にも、カラーシフトがほぼ発生せず、効率的な映像制作が行えるものとしている。ラインアップは下記の通り(価格は税込希望小売価格)。

  • 25型有機ELマスターモニター「BVM-E250A」…2,541,000円
  • 17型有機ELマスターモニター「BVM-E170A」…1,386,000円
  • 25型有機ELマスターモニター「BVM-F250A」…1,659,000円
  • 17型有機ELマスターモニター「BVM-F170A」…997,500円
  • 25型業務用有機ELモニター「PVM-2541A」…661,500円
  • 17型業務用有機ELモニター「PVM-1741A」…441,000円

また、同社では56型と30型の業務用4K有機ELモニター(56型:3840×2160ピクセル、30型:4096×2160ピクセル)の開発も行なっており、4月8日から米ラスベガスで開催されるNABにて技術展示が行なわれる。2014年中に30型の4K有機ELモニターの発売を視野に入れ、開発を進めているという。