株式会社Cerevoは、スマートフォンからデジタル一眼カメラのシャッターを操作できるデバイス「SmartTrigger」のバージョンアップを5月8日に実施した。iOS対応アプリの無償アップデートのみで利用できる。ダウンロードは以下より。
https://itunes.apple.com/jp/app/smarttrigger-app/id589028937?mt=8
SmartTriggerは、Cerevoが2013年2月に発売した、Bluetooth 4.0+LEに対応したデジタル一眼カメラ用周辺機器。デジタル一眼カメラに装着し、スマートフォンの専用アプリからSmartTriggerにBluetoothで接続することで、カメラから離れた場所でのリモート撮影やタイマー撮影、インターバル撮影などさまざまな撮影機能が利用できるほか、スマートフォンの加速度センサーを利用し、被撮影者がスマートフォンを持ったままジャンプした際に空中にいるタイミングを自動的に感知して宙に浮いた写真を撮影できる機能も搭載している。
これまでSmartTriggerのリモート撮影は、iPhoneにインストールした専用アプリからデジタル一眼カメラの撮影を行なうというものだったが、今回のバージョンでは新たにiPhoneのカメラをSmartTriggerで操作できるようになる。iOSアプリの最新バージョン「ver2.0」のアプリメニューより、SmartTriggerを使ってiPhoneカメラのリモート撮影が可能だ。iPhoneとSmartTriggerはBluetoothで接続する。
なお、現時点ではこの機能を含めたアプリを利用するためには、別売のデジタル一眼カメラ接続用ケーブルを利用してアプリのチュートリアルを完了させる必要があるため、既存ユーザー(デジタル一眼カメラ接続用ケーブルを用いたリモート撮影を行なっているユーザー)向けの新機能として位置づけられている。ケーブル不要でiPhoneカメラのリモート撮影が行えるようになるアップデートも近日中に予定しており、その後はSmartTriggerのみの購入でiPhoneカメラのリモート撮影が可能になるという。