株式会社アスクは、同社が取り扱う米AJA Video Systems社の4K記録対応レコーダー「Ki Pro Quad」の国内出荷を開始した。希望小売価格はKi Pro Quadが税込み575,400円。オプションとして、512GB SSDストレージモジュール「Pak512」(税込み186,900円)、256GB SSDストレージモジュール「Pak256」(税込み99,750円)、Thunderbolt & USB3.0 SSDリーダー「Pak Dock」(税込み56,700円)、ロッドアクセサリプレート(税込み18,900円)、Miniマウンティングプレート(税込み14,700円)、デスクトップスタンド(税込み14,700円)もラインナップされている。

Ki Pro Quadは、4K、Quad HD(QFHD)、2K、HD解像度および10bit 4:4:4/10bit 4:2:2カラーをサポートしたソリッドステートポータブルビデオレコーダー。SDI経由でカメラのRAWデータ出力を受け取り、Thunderboltを経由しPCやストレージへ渡す、というようなRAWデータのリアルタイムパススルーも可能なほか、RAWデータをレコーダーでデジタル現像処理しSSDにProRes記録も行なえる。

Ki Pro Quadによって生成されたディベイヤーイメージはリアルタイムで4Kモニタリングに利用でき、スケーリング出力やクロップ出力は専用SDIおよびHDMI出力で2KあるいはHDモニタリングに同時利用できる。4K/QFHDから2K/HDへのリアルタイムスケーリングもサポート。その他、リモートコントロールやオートメーション機能などKi Pro Miniと同じ機能が備わっており、Ki Pro Miniで使用するマウンティングオプションもそのまま使用可能だ。