アドビ システムズ 株式会社は、株式会社IMAGICAにおける4K映像編集対応の体制構築の一環として、Adobe Creative Cloudで提供される同社の映像編集ソフトAdobe Premiere Pro CCが採用されたと発表した。IMAGICAにおける毎秒約60コマの4K映像にも対応する編集システム構築において、Adobe Premiere Pro CCの高い処理能力が評価されたものとしている。

今後もAdobe Premiere Pro CC対応サードパーティ製品各社(高性能64-bitワークステーション:日本ヒューレット・パッカード株式会社、CUDA並列処理対応GPU:NVIDIA社、高速・高信頼性SSD:インテル株式会社、Bluefish 4K60p出力ボード:株式会社クレッセント)との協力関係のもと、IMAGICAでは4K映像編集に最適なシステムに関する調査・研究を継続していくとしている。

今回の発表に関する両社のコメントは下記の通り。

株式会社IMAGICA技術推進室 R&Dユニットユニットマネージャー 菊田和弥氏: 2014年より4Kテレビ放送の開始が予定されている中、IMAGICAでは4K映像に対応する編集・制作システムの拡充を検討してまいりました。そして、このたびAdobe Premiere Pro CCをベースとしたシステムが当社環境のラインナップに加わることにより、4K映像編集システム構築の体制を強化することが出来ました。これにより、IMAGICAでは4K映像制作において、お客様のニーズに今まで以上にお応えできるものと思います。今後もAdobe様のご協力を得ながらより良いサービスの提供を引き続き追求してまいります。

アドビ システムズ 株式会社 マーケティング本部 本部長 福井恵氏:常に最新の技術が求められる映像制作の分野で、長年にわたり最高の技術を提供してきたIMAGICAにおいて、Adobe Creative Cloudで提供されるAdobe Premiere Pro CCが4K映像編集システムとして採用されたことは光栄なことです。当社ではフォト、デザイン、ウェブ、電子書籍と幅広いクリエイティブ領域で研究開発へ投資し続けていますが、映像の分野でもそうです。最新の映像技術に対応することで、IMAGICAでの4K映像編集システムにつながりました。今後も最高の映像作品を提供されることを期待しています。