Blackmagic Designの発表によると、世界最大級のデジタル・フェスティバルおよびLAN eスポーツ競技会であるDreamHack Summer 2013の主催者が、Blackmagic DesignのATEM Production SwitcherシリーズとTeranex 2D Processorを使用してライブ配信を行ったという。
スウェーデンのヨンショーピング市で6月15日から18日の4日間にわたり開催されたこのイベントには18,361人が参加。eスポーツだけでなく、フィルムコンペ、音楽制作(DreamHack Kreativ)、ゲストスピーカーによるプレゼン、ライブパフォーマンスなど、多岐に渡るデジタルアートコンテンツのプログラムが提供された世界最大級のデジタル・フェスティバルだ。
DreamHacksの技術チームは、8つの特設「フライトパック・ソリューション」を使用して、ハイライトシーンをスウェーデンテレビ(SVT)、twitch.tv、そしてDreamHack TVで放送。これらのソリューションのうち、2つの大規模なものは、Blackmagic DesignのATEM 2 M/E Production SwitcherおよびATEM 2 M/E Broadcast Panel、Compact Videohub、ATEM Studio Converter、Teranex 2D Processor、HyperDeck Studio Pro、SmartView Duo、DeckLink HD Extreme 4Kを使用したCasparCGを基に構築されている。2つの大規模なプロダクションシステムのすべての入力系統をHD-SDIで接続している。
残り6つのフライトパック・ソリューションには、ATEM 1 M/E Production SwitcherおよびATEM 1 M/E Broadcast PanelとStudio Videohub、あるいはATEM Television Studioのどちらかが使われている。各ソリューションはサードパーティのソフトウェアを介してライブ配信でき、ATEM Television Studioを使用していないシステムには、エンコード用にH.264 Pro Recorderを追加している。