4月に50インチを1500ドルで市場投入したSEIKIが、今度は39インチ(99センチ)を699ドルで発売する。SEIKIは米国ニューヨークで26日から始まった、家電業界の半期開催イベント「CEWeek」にて、4K対応としては最小サイズクラスの39インチ液晶4K UHDTV「SE39UY04」を発表した。メーカー希望小売価格は699ドル。手ごろな値段とサイズにより、PCユーザーもターゲットにしている。
LED LCDディスプレイパネルの解像度は3840×2160。リフレッシュレートは1080pでは120Hz、4Kでは30Hzとなっている。メーカーからの発表内容では、新モデルの仕様詳細について記されていないが、デジタル/アナログチャンネルチューナーが搭載されているほか、USBポートと、HDMI 1.4を含め、A/Vに必要な入力系統が揃っているという。
米国での出荷は6月末の予定なので、店頭に並ぶのは7月初めになる。50型モデルの同じ販売ネットワークを利用する。大型店SEARSでは、予約販売を6月27日から受け付けるという。SEIKIでは米国市場での拡大を狙っており、今回のサイズ以外にも秋には65インチのモデルも発売する予定という。
(山下香欧)