ソニーはIFAで、アクションカムの新モデル「HDR-AS30V」を発表した。本体のサイズや重量は昨年リリースしたモデル(HDR-AS15)と同じだが(カメラ本体のサイズ:約25.4×47.0x82.0mm、重さ90g)防水5mハウジングのサイズは25%コンパクトになり、重さも35%軽量化された。モニター付きのリモートコントロールが新しくオプションで揃う。

HDR-AS30Vは、BIONZプロセッサが使われている。Exmor R CMOSセンサーを搭載、F2.8のカール・ツァイス・テッサーレンズを採用。f=15.3mm、f=21.3mmと170°の広角レンズだ。動画はフルHD(1920x1080p@60fps)でフォーマットはMP4、静止画は11.9メガピクセルで撮れる。また2倍速モード(80x720p@60fps)、4倍速(1280x720p@120fps)にも対応する。

動きのブレを止めるスタビライザー”光学ステディショット”を採用している。映像を90度回転させた収録もできる。Wi-Fiが内蔵されており、NFCにも対応。スマートフォンからソーシャルサイトにアップロードできるようになっている。カメラ制御はスマートフォンや、ライブビューイングできる時計スタイルのリモートコントロールから行う。

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新モデルには、GPSが内蔵されており、遊び心で、このGPSを使ってアクションをトラッキングしてマップに表示し、スピードメーターのグラフィックで映像にオーバーレイすることができる。

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また、2スクリーンマルチビューでは、2台のカメラで撮ったそれぞれの映像を2画面として1つの映像に合成することもできる。

発売は北米で9月下旬を予定しており、価格は229ドル。尚、HDR-AS15は199ドルに値下げして併売される。日本での発売時期や価格については未定。

「HDR-AS30V」のプロモーションビデオ

(山下香欧)