オートデスクは、VFXソフトウェアのパッケージ最新版「Autodesk Flame Premium 2014」をIBC2013にて発表。2013年9月13日(金)より発売開始した。Flame Premium 2014は、「Autodesk Flame 2013 20th Anniversary Edition」、「Autodesk Smoke Advanced」、「Autodesk Lustre」のクリエイティブ機能を統合したパッケージ製品。2012年10月に発売した「Flame Premium 2013 20th Anniversary Edition」でサブスクリプション契約者のみに提供されたFlameのダイナミックなデスクトップ、エフェクトやタイムライン、Batch環境、Action 3Dコンポジティング環境を連携させ効率的なワークフローを実現したほか、Flameユーザの要望を取り入れた機能強化を行ったとしている。主な新機能は以下の通り。
■新しいクリエイティブツール
新しいオフセットモードでスタビライザーにおけるトラッキング精度の向上、さらに新しいマルチレイヤー3Dワーピングワークフローを搭載
■タイムライン編集のパファーマンス向上
GPU駆動型BatchパイプラインのReactor 2.0を採用し、アプリケーション全体で16ビット浮動小数点精度を実現。これにより、再生中のタイムラインでエフェクトのプレビューや整理を行い、GMasksやシングルレイヤーのActionなど、より多くのエフェクトツールが利用可能。また、タイムラインコンポジションをBatchツリーに直接変換することで、プロジェクトを迅速かつ効率的に繰り返すことが可能
■グレーディングの強化
Lustre ShotReactorを新規に採用。また、リアルタイムカラーグレーディング機能によりバックグラウンドレンダリングが向上し、画像処理の高速化が実現
IBCのオートデスクブースにて展示およびデモ行っている。ブースの様子は同社Webサイト「AREA」でライブストリーミング配信が行われている。