Blackmagic Designは、同社のカラーグレーディングソフトウェア最新版「DaVinci Resolve 10」のパブリックベータ版を公開した。今回のバージョン10では、Final Cut ProやPremiere Proのような他社編集ソフト間でタイムラインを自由に移動できるようになり、他の編集ソフトで編集されたプロジェクトのオンライン・フィニッシングが行なえるよう改良された。複数のユーザーが大規模で複雑なジョブに携わっている場合でも、それぞれが好きな編集ソフトウェアを使って必要なシーンを提出し、DaVinci Resolve 10上でオリジナルのカメラのRAWファイルを用いたフィニッシングが行なえる。
対応フォーマットも追加され、JPEG2000のデコード・エンコード、AVIのデコードなども可能。OpenFXプラグインのサポートや完成パッケージを劇場用にマスタリングするツールが追加された。なお、無償のDaVinci Resolve Lite版でも4K Ultra HDの解像度をサポートし、複数のGPUが使えるという。パブリックベータ版のダウンロードは以下より。
http://www.blackmagicdesign.com/jp/support