富士フイルム(フジノン)はIBCにて、焦点距離14mmから35mmまで対応した、小型軽量ボディのPLマウントズームレンズ「FUJINON プリミア・カブリオ(ZK2.5×14)」を発表した。小型4K対応カメラにバランスよく装着できる。焦点レンジはNABで発表されたT2.9 (ZK4.7×19)より拡張された上、フォーカスの回転角が200度まで対応する。レンズデータシステム (LDS) とiメタデータフォーマットに対応。

カブリオレンズは既存シリーズと同じく着脱可能なサーボドライブユニットを採用。サーボドライブを外した、従来のシネスタイルでもENGでのショルダースタイルでも利用できる。既存のハンディレンズ用ズームデマンドとフォーカスデマンドからコントロールできる。

発売日程はワールドワイドに10月末を予定。

(山下香欧)