米Avidは、オンライン共有ストレージ・システム「ISIS 5500」2013年9月中に発売する。提供価格は税込み2,803,500円より。ISIS 4.5ソフトウェアは2013年9月17日(火)発売。Avid Advantage ExpertPlusまたはEliteサポート・プランの加入者はAvid Master Accountにログインしてアップグレードできる。

ISIS 5500の新たな64TBエンジンは、ISIS 5000 32TBと同価格でストレージ容量を倍増。32TBシステムは25%価格を引き下げて販売を継続する。主な機能は以下の通り。

(以下プレスリリースより)

■並外れた拡張性
既存の16および32TBエンジンに加わる新たな64TBエンジンは、性能維持に必要な帯域幅のリニアかつ効率的な拡張性を提供し、ワークグループ、帯域幅、容量の拡張を容易にします。メディア企業は、同時に最大90のコンテンツ制作関係者と接続でき、ワークスペースおよびストレージを、最大6基のISISエンジンおよび1.8GB/秒の帯域幅で16TBから384TBまで拡張可能です。

■新ISIS4.5ソフトウェア
既存のISIS 7000、5000、2000のお客様は、簡単なソフトウェア・アップグレードによりご利用いただけます。ISIS 4.5ソフトウェアは以下を提供します。

  • Red Hat Linux 6.2互換アプリケーションを用いて、ISISに格納されたメディアのリアルタイム・アクセス、編集、共有
  • Windows 8クライアントを使用して、ISISオンラインおよびニアライン・ストレージへの接続性
  • ファイル数の増加(ISIS 5500では最大800万ファイル)
  • File Gatewayのサービスを強化し、全ワークスペースの共有を実現
  • ISIS 2000拡張性‐最大5基のエンジンで、最大1.2PBのニアライン・ストレージに対応
  • ISIS 2000では、デュアルSystem Directorsをサポートしてフェイルオーバー・プロテクションを提供

■リアルタイム協業
メディア企業は、分散された複雑なワークフロー環境において、制作のプロフェッショナルを繋ぎ、施設全体(または、Interplay Sphereを用いて全世界)で制作に携わる関係者が同じメディア・アセットを使って一緒に作業することができます。

■密接な統合とオープン性を高めたワークフロー
AirSpeed®収録&再生サーバー、Avid Interplay®アセット管理、Avid編集ワークフローを密接に統合して、最大限の制作効率と柔軟性を提供します。Apple Final Cut ProやAdobe Premiere等、数多くの3rdパーティ製アプリケーションへの対応により、ユーザーは既存のインフラストラクチャへISIS 5500を容易に統合可能です。