気がつけば日常、頻繁に利用するのはスマートフォンに搭載されたカメラだったりする。偶然出くわした虹や道に咲いている花や虫の表情など。デジタルカメラでも持っていればよかったと思いながらも、スマートフォンでシャッターを押す。最近の携帯デバイスに搭載されたカメラ機能やイメージ解像度も高品質な傾向があり、携帯デバイスのカメラでも多少凝ったシーンを撮ってみたくなる。
スマートフォノグラフィーと呼ばれる流行の中、スマートフォンカメラ用(およびiPod/iPad)のレンズセットが登場している。米サンフランシスコにあるスマートフォンカメラ向けのガジェットをオンラインで販売するPhotojojoでは、望遠レンズ、魚眼、マクロや偏光レンズなどをセットにしたシリーズを紹介している。
最近では、通常の180度ワイドから235度に拡大した超魚眼レンズ(Super Fisheye Lens)や、光波をブロックする偏光レンズをリリースした。望遠レンズは、iPhone 5/5sで最高12倍まで(iPhone 4/4Sでは8倍まで)で、ミニ三脚が同梱されて35ドルで販売されている。予めスマートフォンカメラに取り外し可能な金属リングを装着しておき、レンズは使用する際に磁気でリングとスナップ接続できるようになっている。
各レンズは、アルミニウム仕様で高透明度ガラスが装備されている。製品は全て光学完成度についても工場にて手作業の検査を通ってきているという。
レンズは個々とセット(キット)で揃っている。魚眼レンズ、望遠、広角/マクロコンボレンズのセット「クラシック4-in-1」は49ドル、それに新しい超魚眼レンズや偏光レンズ、2倍望遠などをコレクションしたセット「スーパーセット」は79ドルから(Android向けは5レンズで79ドル。iPhone向けは6レンズで90ドル)。
(山下香欧)