北米の富士フイルム社では、フジノン光デバイス部門が担当するフジノンレンズに関して、冬季オリンピック会期中、現地に特別なサポートセンターを設置した。2月7日から2月23日までソチで開催される冬季オリンピックと、3月7日から16日まで開催されるパラリンピックの開催期間中限定で、オリンピック組織委員会オフィスがあるアドラー地区内にサポートセンターを開くほか、ロシアとドイツでフジノンレンズ部隊がいるオフィスでも電話でのサポートを行う。ドイツオフィスでは、日本語で対応してくれるスタッフもいるという。

140129_Fujifilm-LTO-6.jpg

また同社の他ニュースとして、LTOデータカートリッジの製造数が1億個以上に達したことを発表している。富士フイルムでは2000年からLTOデータカートリッジを製造しており、1億個越えで数字的には5万3千ペタバイトのデータを収容したことになる。テープの長さとしては地球を1653周するという。

(山下香欧)