米Avidの発表によると、2月7日から2月23日にわたりロシアのソチで開催されている2014ソチ冬季オリンピックにおいて、NBC Sports Groupの一部門であるNBC Olympicsが、オリンピック放送の制作ワークフローと効率的に運用を行うためのソリューションとして、Avidのコンテンツ制作、メディア管理、ストレージ・ソリューションが使用されているという。
オリンピック放送におけるNBCオリンピック部門とAvidのパートナーシップは、過去6回のオリンピックに続き7度目で、この取組みの中核は、Avid Interplayメディア・アセット・マネジメント(MAM)システムだという。
Interplay MAMに加えて、ソチのNBCオリンピック・国際放送センター(IBC)は、384TBのAvid ISIS 7000共有ストレージ・システムを接続したAvid Media ComposerおよびSymphony編集システムを装備しており、それぞれのオリンピック競技会場は、IBCへの中継機能を備え、64TBのISIS 5000、AirSpeed 5000、Interplay制作システムが装備されている。
Avid代表取締役兼最高経営責任者のルイス・フェルナンデスJr.氏は次のようにコメントしている。
ヘルナンデスJr.氏:特に、オリンピックのように複雑で難しい制作において、放送局は、制作から視聴までワークフロー全体を繋ぎ、自動化することへの絶え間ないプレッシャーに直面しています。
Avidは、NBCオリンピック部門が複雑なエンド・トゥ・エンドのワークフローを効率的に加速し、無駄なく編成できるよう支援します。これこそ、Avid Everywhereビジョンの真髄です。
Digital Workflow社の副社長ダリル・ジェファーソン氏は次のようにコメントしている。
ジェファーソン氏:再びAvidと一緒に仕事ができることを大変嬉しく思います。Avid Interplay MAMを使うことで、私たちはオリンピックの魅力を余すところ無く、かつてないほど多くの人々、多くの場所、多くの視聴デバイスへ自信を持って届けることができます。