株式会社JVCケンウッドは、2014年4月7日から4月10日(米国時間)の期間中に米国ラスベガスで開催されるNAB2014に出展する(セントラルホール/C4314)。「First on air,First on line」を出展テーマに、2014年の海外向け業務用映像システム等の新商品を展示する。また、4Kカメラシステム製品群の参考出品による新たな撮影・取材スタイルを提案するとしている。主な出展内容は以下の通り。

業務用映像システム・映像制作機材の海外向け2014年新商品展示

1.HDメモリーカードカメラレコーダー「GY-HM850U」「GY-HM890U」
新開発のオートフォーカス&手ブレ補正機能内蔵の“FUJINON”製光学20倍ズームレンズを搭載した、レンズ交換型コンパクトショルダータイプのHDメモリーカードカメラレコーダー。高速モバイル通信サービスによるライブストリーミング、ファイル転送およびWebリモートコントロールに対応する。本コーナーでは、「GY-HM890U」を使ったファイバーシステムやマルチコアシステムによるスタジオコンフィグレーションを展示する。

2.【新商品】業務用ブルーレイディスク&HDDレコーダー「SR-HD1350US」「SR-HD1700US」
Blu-rayディスク、DVDディスクへのダイレクトレコーディングが可能な業務用BD/DVDレコーダーの新商品を展示する。本機は、DVD-VideoやBDMVフォーマットでの記録が可能になり、一般のBD/DVDプレーヤーとの再生互換性が向上するとしている。

3.【ファームウェアの最新バージョンアップ】HDメモリーカードカメラレコーダー「GY-HM600U」「GY-HM650U」
「GY-HM850U」「GY-HM890U」で実現したライブストリーミング時の“通信エラー補正機能”(GY-HM650U)、および、圧縮効率に優れたMPEG-4 AVC/H.264コーデックの“50Mbps高画質記録モード”を追加した、ファームウェアの最新Ver3.0へのバージョンアップを紹介し、ライブストリーミングのデモンストレーションと、クラウドサーバーを使ったニュースアプリケーションのソリューションを展示する。

4K対応の新たなカメラシステムの提案

1.【参考出品】“4K対応レコーダー/プレーヤー分離型カメラレコーダー”
4K Super35mmイメージセンサーを搭載し、マイクロフォーサーズマウントによるレンズ交換型のカメラヘッドと大型液晶モニターを内蔵した“4K対応レコーダー/プレーヤー分離型カメラレコーダー”を参考出品する。また、映像スタビライズシステムと組み合わせたアプリケーション“ジンバルシステム”もあわせて参考展示予定。

2.【参考出品】レンズ交換型“4Kハンドヘルドサイズカメラレコーダー”
4K Super35mmイメージセンサーを搭載し、マイクロフォーサーズマウントによるレンズ交換型の“4Kハンドヘルドサイズカメラレコーダー”を参考出品する。

3.【参考出品】レンズ交換型“4Kショルダータイプカメラレコーダー”
4K Super35mmイメージセンサーを搭載し、PLマウントによるレンズ交換型の“4Kショルダータイプカメラレコーダー”を参考出品する。