※Action 3Dコンポジット環境のイメージ画像
米オートデスク社は、プロフェッショナル向け映像編集ソフトウェアの最新版「Autodesk Smoke 2015」をNAB2014にて発表した。
Smoke 2015は、新しいクリエイティブツールの搭載とパフォーマンス強化に加えて、一定期間利用できるライセンス形態「Desktop Subscription(旧名称:レンタルプラン)」を導入、2014年5月8日より提供開始し、同社従来の永久ライセンス販売は終了するという。主な機能、概要は以下の通り。
(以下、プレスリリースより引用)
■主な機能
- Timeline FXの再設計を行い、セグメントベースのエフェクトとしてAction 3Dコンポジティング環境に直接アクセスできるなど、新しいエフェクト機能を搭載
- タイムラインに統合された3Dトラッカーを使用して、カットごとのオリジナルのカメラ動作との調整が可能。これにより、映像レイヤーやテキスト/3Dオブジェクトなどの新エレメントをリアルに追加可能
- Blackmagic Design社DeckLinkカードやThunderbolt規格対応のUltraStudio機器のサポートに加え、AJA Video Systems向けに拡張されたビデオI/Oサポートにより、デュアルストリームのステレオスコピック(立体視)出力を実現
- Apple Final Cut Pro X向けにXMLワークフローを強化し、より多くのタイムライン/エフェクトのメタデータを保持できるようになり、編集からエフェクトへの変換をさらに効率化。また、QuickTimeメディアファイルを添付した形で、SmokeシーケンスをXMLフォーマットにエクスポート可能
■概要
Autodesk Smoke 2015(Maintenance Subscription加入者向け)
出荷日:2014年4月21日
- Maintenance Subscription(保守サービス)加入者のみに提供
- 永久ライセンス販売は終了
Autodesk Smoke 2015 Desktop Subscription版
出荷日:2014年5月8日
- Desktop Subscription:希望小売価格税抜32,000円
(1カ月、ベーシックサポート付きの場合)- Desktop Subscription:希望小売価格税抜80,000円
(3カ月、ベーシックサポート付きの場合)- Desktop Subscription:希望小売価格税抜255,000円
(1年、ベーシックサポート付きの場合)