ARRIブースレポート

なんといっても一番人気はAMIRAだ。国内ではモックまでの披露だったが、NABでは実機が出展された。InterBEEでは実機と同じ重量バランスということで、出展されていたが、その時の印象は結構重たい感じだった。そのせいか、会場では実際に肩に担いで見る人が多く、2日目でもなかなか手に取ることができない状態だ。

実際に担いでみたところバランスが良いせいか思ったほどではなかった。同社ではAMIRAの前にALEXAというカメラがあるが、ラインナップも揃い会場では様々なスタイルのALEXAを見ることが出来た。AMIRAは主にテレビドラマ制作を念頭に開発されており、レゾリューション的にもデジタルシネマカメラの4Kではなく2Kのカメラだ。ただ、色空間やダイナミックレンジはテレビ用ではなくフィルム寄りとなっている。海外ではテレビドラマをフィルムで撮影することも多く、こうした撮影カメラの置き換えを狙ったものと思われる。ALEXAも当初はそうした需要を見込んで開発されていたが、よりこうした需要に合わせた製品ということで開発された。

ARRIではカメラ以外にも照明やレンズ周りの周辺機器も扱っているが、今回サーボコントロール系の新製品が幾つか出展されていた。

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手にとって見るまで順番待ち状態のAMIRA

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ALEXAは展示の状態も完全なシネスタイルのカメラだ

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ワイヤレスアイリスコントローラーWCU-4

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フォーカスコントローラーSXU-1

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ユニバーサルモーターコントローラーUMC-4

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アイリス、ズーム、フォーカス用サーボモーター