AJAプレスカンファレンス動画
AJAブースレポート
コンバーターやキャプチャーデバイスを得意としていたAJAからまさかのカメラが発表になった。Blackmagic Designと同じような時期、同じようなプロダクトから会社がスタートしたので、必然だったのかもしれないが、会場には実機が多数並べられていたので、満を持してというところか。いずれにしても両者ともにコーデックを搭載したレコーダーを発売していることから、カメラ部分の設計ができれば、あとはカメラとしてどうまとめるかというだけのことかもしれない。
国内でもレコーダーを開発しているアストロデザインがカメラを発売していることから、今後もレコーダーを手がけているメーカーからカメラは発売される事があるかもしれない。AJA CIONはカメラとしての作りはオーソドックスなデザインで、インターフェースなども特殊なものは採用していない。4Kの出力はHD-SDI☓4とHDMIとなっている(同時出力)。コネクターもBNCや標準サイズのキャノンコネクターだ。センサーはAPS-CなのでBlackmagic Designのスーパー35mmより少し大きいが、いずれもグローバルシャッター方式のものとなっている。
AJAではカメラ以外にもシンクロナイザー&フレームレートコンバーターFS1-Xや4KハイフレームレートをサポートするKONA 4、ミニコンバーターHi5-Plus、HA5-Plus、正確なカラーやルックマネージメントを可能にするLUT-boxといった新製品が出展された。
撮影ブースの周辺に多数のカメラが並べられていた
液晶表示も小型で、操作ボタンなども少ない。設定はイーサネットからWebブラウザーで行うことが可能
SDIビデオ信号のモニタリングを正確な色空間とルックで表示することができるミニコンバーターLUT-box
4K 60fpsまでのハイフレームレートをサポートするKONA 4
フレームシンクロナイザー&フレームレートコンバーターFS1-X