JVCケンウッドブース動画

JVCケンウッドブースレポート

4Kのハンドヘルドカメラをいち早く市場に投入したJVCは、今回ショルダータイプカメラレコーダーGY-LSX1とハンドヘルドサイズカメラレコーダーGY-LSX2、ミニカメラシステムGW-SPLS1、3機種の4Kカメラを参考出展したほか、HDメモリーカードカメラレコーダーGY-HM850UとGY-HM890Uを新製品として発表した。

GW-SPLS1はカメラヘッドとレコーダー分離型で、カメラ部はSuper35サイズのセンサーを搭載しており、マイクロフォーサーズマウントによりレンズ交換が可能。レコーダー部は7インチのLCDモニターが装備されており、専用のケーブルでカメラと接続される。記録フォーマットはMPEG-4 AVC/H.264 4:2:2で、4K記録時150Mbps、HDでは最大50Mbps(H.264)となっており、4KではSDXC UHS-1(UHS Speed Class3)相当のメモリーが必要になる。また、カメラサポートシステムとしてオプションでジンバルマウントシステムが用意されている。

GY-LSX1は、PLマウントを装備したショルダータイプのカメラとなっており、Super35サイズのイメージセンサーを搭載している。記録フォーマットはMPEG-4 AVC/H.264 4:2:2でSDXC UHS-1またはSDHXメモリーに記録されるほか、1920×1080のHD記録時は最大240pの記録ができるようになっている。また、マイクロフォーサーズマウントによりレンズ交換が可能。センサーはSuper35サイズとなっており、24p/30pの4K撮影が可能となっている。HD/SDまたはHD/Proxyのデュアル記録が可能。

GY-HM850U/GY-HM890Uは新開発のオートフォーカス&手ブレ補正機能を搭載したフジノン20倍レンズを標準装備しており、1/3インチレンズの交換が可能。記録フォーマットは、XDCAM EX、Final Cut、AS-10 (.mxf)、AVCHD、H.264 に対応している。また、高速モバイル通信サービスによるライブストリーミングやファイル転送およびWebリモートコントロールに対応。

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ミニカメラシステムGW-SPLS1。ケーブルは5mのものが同梱されているが、オプションで20mものが用意されている

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GW-SPLS1をオプションのジンバルに装着。空撮や手持ち撮影など使用可能

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ショルダータイプ4KカメラレコーダーGY-LSX1。3G×4の4K出力が可能で、外部レコーダーなどを接続して4K収録にも対応

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ハンドヘルドサイズ4KカメラレコーダーGY-LSX2

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ショルダータイプHDカメラレコーダーGY-HM850U