FREEFLY SYSTEMSブース動画
FREEFLY SYSTEMSブースレポート
FREEFLY SYSTEMSは、CineStarという空撮用ラジコンヘリに3軸ジンバルブラシレスモータースタビライザーを搭載したシステムで、こういった空撮システムの会社としては老舗ともいえる存在だが、最近ではMoVI M5やMoVI M10といったスタビライザーにも力を入れているようで、今回MoVI M15というより搭載重量の大きなシステムを発表した。さらにコントロールシステムとしてズームやフォーカス、アイリスの制御も可能なリモートシステムも発表した。
スタビライザーは空撮だけでなく手持ち撮影やラジコンカー、バイクなど従来ステディカムの領域だった範囲もカバーすることができるため様々な応用が可能なほか、ステディカムとの組み合わせで、さらに撮影領域を広げることも可能だ。ブースでもステディカムと組み合わせてバイクに装着したシステムやラジコンカーなどのほか、手持ち用として両手、片手など様々なシステムが披露された。こうしたスタビライザーは実際に手にとって体験しないとその効果やフィーリングなどがわからないため、ブースでは様々なシステムを揃え、そのほとんどがハンズオンできるようになっていた。
より重いカメラにも対応したMoVI M15。その分強力なサーボが必要となりバッテリーも2個装備される
MoVI 5/10/15に対応した新しいコントローラー。ズームやフォーカス、アイリスなどのレンズコントロールも可能
リング状グリップ仕様のMoVIシステム
クレーン撮影でも無線でカメラコントロールが可能なので、手元操作だけでなく被写体の動きに合わせて別のオペレータがきめ細かな操作を担当することが可能
バイクの後部にステディカムを使って搭載。バイクの振動をステディカムで吸収し、カメラの安定やレンズ操作などをMoVIのシステムが担当
新たに開発されたリモートシステム。画像の確認からスタビライザーのコントロール、レンズ周りの操作などを行うことができる