「2014 FIFA World Cup Brazil」の4K試験放送の日程が次世代放送推進フォーラム(NexTV-F)より発表された。先般に告知されていたとおり、中継放送は行われない。
初回は苦しい結果となった日本対コートジボワール戦は、6月18日17時よりChannel4Kで放送される。この放送分はFIFAとのジョイントプロジェクトで、NHKが撮影制作する8Kスーパーハイビジョン映像から4K番組として制作するもの。映像伝送はNTTが行う。また決勝トーナメント3試合分は、ソニーと提携してFIFAが制作する4K映像をもとに制作される。これら3試合分は、FIFAから通信衛星回線で配信される。
今回の放送後でも、6月下旬から7月にかけて、複数回の再放送を予定しているという。再放送日時はNexTV-Fから追って発表される予定。
さらに4Kパブリックビューイングも開催される。「2014 FIFA World Cup Brazil Public Viewing in Marunouchi」実行委員会が主催する、東京・丸の内(会場:丸ビルマルキューブ)でのパブリックビューイングに協力する形で行われる。会場では、85インチ4Kテレビ3台に4K試験放送を再生する。
パブリックビューイングの実施日程と試合内容は以下のとおり。入場は無料。
- 6月18日(水)17:00~日本対コートジボワール
- 6月22日(日)14:00~日本対コートジボワール
- 6月29日(日)14:00~日本対コートジボワール
- 7月6日(日)14:00~ベスト16(グループC・1位対グループD・2位)
- 7月13日(日)14:00~準々決勝(マッチ58:W53対W54)
(山下香欧)